XM(XMTrading)は出金方法を5つ用意していますが、99.9%のXMユーザーはbitwallet経由の出金が一番早くて安いです。
下記記事で紹介したとおり、bitwalletで出金すれば大丈夫です。
2019/4/5より、bitwalletへの利益分の出金ができなくなりました。
現在は使えないので気を付けてください。
とはいえ、XMのクレジットカードの出金処理の仕組みや、出金拒否がありえるか?などの疑問がある人もいると思うので、記事としてまとめました。
※XMの出金に関して不明点があれば、当記事下部のコメント欄にてわかる範囲で回答します。
Contents
XMからの出金はbitwalletとクレジットカードの2つだけで十分
結論から先に書きますが、XMからの出金はbitwalletとクレジットカードの2つしか実際は使いません。
ネットで検索すると、銀行出金、ビットコイン出金、i-account出金の詳細な解説をしている記事も多いですが、googleのSEO対策で書いているだけです。
bitwalletとクレジットカードしか使う必要性がないのは下記理由からです。
・銀行出金とi-account出金は、bitwallet出金より手数料が大幅に高く、銀行への着金も遅い。
・「XMからの銀行出金」を受け入れていない銀行が6つもあるが、bitwallet出金ならどの銀行でも受取可能。
※みずほ銀行、ジャパンネット銀行、セブン銀行、ゆうちょ銀行、新生銀行
・ビットコイン出金の手数料は安いが、ビットコインの価格変動リスクが高いので、あえてビットコインで入金する必要がない。
※そもそもビットコインで入金した金額分しか出金できないので、99.9%のユーザーは使わない
以上の理由から、銀行出金、i-account出金、ビットコイン出金の重要度は低く、読み飛ばしして問題ありません。
XMから出金する前に確認すべき注意点
口座残高の出金比率に応じてボーナスはなくなる
口座から全額出金すればボーナスは全てなくなりますが、そうでないなら下記ルールでボーナスは残ります。
・口座に10万現金があり、1万出金する場合、出金比率10%なので、ボーナスも10%分なくなる。
・口座に10万現金があり、5万出金する場合、出金比率50%なので、ボーナスも50%分なくなる。
特殊な例としては、XMポイントをボーナスに交換して取引し、現金1万円(利益)、ボーナス5万の口座があるとします。
この際に1,000円出金したとしても、出金比率は10%なので、ボーナスは5,000円なくなります。
XMの最低出金額は500円
XMからの出金は方法にかかわらず500円から出金できます。
しかし、500円は少額すぎて手数料で損するケースがほとんどなので、あまり現実的ではないでしょう。
少額出金するケースとして考えると、1000円をクレジットカード入金し、1回取引して500円損して、残りの500円をクレジットカードに出金(返金なので手数料なし)したとかですね。
bitwallet経由の銀行出金なら手数料824円になるので(海外中継手数料などはかからない)、その手数料を目安に考えてください。
ポジションを持った状態の出金について
XMからの出金は、「出金後」の証拠金維持率が150%以上であれば出金できます。
証拠金維持率はMT4(MT5)、XM公式ログインのマイページで確認できますが、下記計算式で算出することもできます。
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率=有効証拠金÷建玉必要証拠金×100
まあ、普通は証拠金維持率ぎりぎりまで口座資金を減らす必要はないので、そこまで計算しなくてもいいと思います。
出金専用の口座を作って(XMは7つほど口座作れる)、取引口座の証拠金維持率を見ながら資金振替してもよいですしね。
出金完了メールが届くまで、出金処理は完了していない
XMのマイページで出金手続きをすると、すぐに口座から出金金額が引かれた状態になりますが、その時点では出金手続き予約扱いです。
XMから出金完了のメールが届いてはじめて出金手続きが完了となります。
出金リクエストから24時間以内に完了しますが(ほとんどの場合数時間~半日以内)、土日祝日は翌営業日の対応です。
また、XMはキプロス(欧州)のブローカーの為、日本の祝日ではなくキプロスの祝日が翌営業日対応となります。
XMの出金には優先順位がある
XMの出金はマネーロンダリング防止により以下の優先順位があります。
1.クレジットカード/デビットカードへの出金(返金処理)
※カードを複数使って入金していた場合、直近に使用したカードに返金処理される
2.ビットコインウォレットへの出金
3.bitwalletへの出金
4.銀行への出金 or i-Accountへの出金
例えば過去にクレジットカードで10万円入金していて、同額を出金申請でbitwalletを選択しても、実際に出金(返金)されるのはクレジットカードとなります。
入金した10万を超えた金額に関しては、選択した出金先に出金される為、出金申請を2回する必要はありません。
利益分の出金は銀行とbitwalletのどちらか
トレード利益の出金はクレジットカードやビットコインなどにはできません。(入金した金額分の出金のみ)
利益分の出金は、銀行かbitwalletのどちらかを選択する事になりますが、手数料や着金までのスピードを考えると、bitwallet一択となります。
XMのbitwallet出金について
記事の最初でも書いてますが、クレジットカード/デビットカード、ビットコイン、i-account(超劣化bitwallet)で入金していないなら、実質bitwallet出金だけしか使いません。
何度も書きますが、通常の銀行出金より手数料が大幅に安く、余計な手続きも不要で、着金も早いからです。
・出金手数料は824円
※直近1年間の着金額&回数によって、更に25%~50%割引
・bitwalletから出金手続き後の着金は2~3営業日
・出金先銀行の登録は必要だが、全て日本語のみ。海外送金ではないので中継銀行などの指定も不要。(国内銀行への振り込みと同じ扱い)
・受取銀行への着金後に銀行からの確認の電話などもない。(国内銀行への振り込みと同じ扱い)
bitwalletを使わず銀行出金をしてる人は、情弱と言わざるを得ないでしょう。
詳細は下記記事でまとめているのでそちらを参照してください。
XMの銀行出金について
全てにおいてbitwallet出金に劣るので、XMからの銀行出金方法の手順は説明しません。
bitwalletより劣っている(海外銀行送金なら普通なんですけど)点は下記のとおりです。
・受取り人情報(氏名、住所)を全てローマ字で入力する必要がある。
・受取銀行、中継銀行も全てローマ字で入力する必要がある。
※中継銀行は受取銀行指定の銀行などもある
・銀行によって手数料が異なるが、海外送金の受取手数料と中継銀行の手数料で2,500円~8,000円ぐらいかかる。
※地銀などでない場合は5,000円前後が多い。
・受取銀行の着金が3~5営業日かかる。地銀なら1週間以上かかるケースもある。
・銀行に着金してからも、銀行側のチェックが終わるまで自口座に反映されない。
例1:住信SBIネット銀行では、海外からの不正な送金でないか、どういうお金なのか毎回通知がきて、その回答をしてから1、2日ぐらい口座に反映されない。
例2:銀行によっては例1を電話で確認してくる為、電話に出れないといつまでたっても受取れない。(過去にみずほ銀行や三井住友銀行でかかってきたことあり)
XMのクレジットカード/デビットカード出金について
クレジットカード出金は、実際の処理としては「返金」処理となります。
デパートや、amazonなどで購入した商品をクレジットカードで購入し、後日キャンセルした時と同様の処理です。
「返金処理」なので、カードで使った分=入金した分しか返金できません。
だからXMでのトレード利益は、カードに出金(返金)できないわけです。
クレジットカード出金の手数料について
上記で説明したように、実際には返金処理なので手数料はかかりません。無料です。
但し、無料なのはカードで入金した金額までなので、利益分はbitwallet、銀行出金で手数料が発生します。
クレジットカード出金の着金処理は会社によって異なる
XM側の出金手続きは24時間以内に完了しますが、クレジットカードならカード会社、デビットカードなら銀行の着金処理ルールによりけりです。
カードの締め日やキャンセル計上のタイミングも各社違うからです。
基本は3~5営業日以内にキャンセル処理がされるはずですが、カード会社や銀行のシステムが貧弱なら1週間かかるケースもあるでしょう。
カード会社によっては返金処理されたお金をカードの引き落とし口座に振り込むケース、その月のカード支払い金額を差し引いて振り込まられるケース、そのままカード会社にプールされるケースなど様々です。
カードの締め日~支払い金額確定日のカード出金はやめたほうがいい
管理人のメインクレジットカードは末締めの翌13日前後が支払い金額確定日となる。
2019年1月2日と7日にクレジットカード入金し、数日後にカード出金(返金)した結果、返金処理が12月末締め日のカード支払い(1月支払い)になってしまった。
管理人のカード明細だと下記画像のような形に処理され、1月支払い分は差し引き0円となり、請求自体がなくなる結果に・・・。
当月のカード支払いが確定してから、XMで出金手続きをしていればこうなる事を防げたので、カード出金時は皆さんも気をつけてください。
その他、イレギュラーなカード出金について
たまにあるのは下記2点だと思うので説明しておきます。
その他わからないことがあれば、XMサポートか、カード会社に問い合わせてるのが確実です。
Q1:カード入金後、長期間カード返金しなかったらどうなるか?
A:カード会社によって異なりますが、カード入金から半年~1年でカードへの返金処理ができなくなります。
その場合は銀行か、bitwallet出金となります。
Q2:カード返金する前にカードを解約した。カード会社がカード事業を終了させた。
XMは入金されたカードに返金処理してしまうので、カード会社のサポートに問い合わせてください。
XMはマネーロンダリング防止の観点から、カード返金するのがデフォルト対応です。
XMのクレジットカード出金方法
XMでのクレジットカード出金の手続き方法自体は、あえて説明する必要がないぐらい簡単です。
手順的にも一番短いですね。
①XMのマイページログイン後、「出金」→「出金方法一覧からクレジットカード」を選択
②出金額を入力し、注意事項のチェックマーカーにチェックを入れ、リクエストをクリック
これだけです。
後はXMからクレジットカードへの出金完了メールが届けば手続きは完了です。(下記画像参照)
XMのビットコイン出金について
記事の冒頭から説明済みですが、99.9%のXMユーザーは使わない出金方法です。
ビットコインで入金した金額分しかビットコイン出金できず、利益分の出金もできないので気を付けてください。
ビットコイン出金の手数料は無料
ビットコインの送金手数料はXM負担となり無料です。
とはいえ、結局のところビットコインを最終的に日本円にして銀行に戻すには、国内の取引所からの出金手数料がかかります。
ビットコイン出金の着金は24時間以内
XMからの出金完了メールが届いてから、24時間以内に指定したビットコインウォレットに反映されます。
24時間以内となってますが、2019年1月20日時点でビットコインの送金詰まりなどはおきてないので、即時~1時間以内にはウォレットにビットコインが届くと思われます。
ビットコインを送金するユーザーが多いと、送金詰まりで24時間以上かかる可能性もありますが、現時点でその可能性は低いでしょう。
ビットコイン出金の問題点
出金の問題点というより、XMにビットコインで入金して取引すること自体が後々面倒になると思います。
ビットコインは仮想通貨の取引というくくりで損益通算しますが、XMはFX及びCFD取引がメインのブローカーだからです。
オマケ扱いで一部の仮想通貨のFX取引も出来ますが、国内の取引所より劣るレバレッジに広いスプレッド、土日は取引できないというお粗末なものです。
XMにビットコイン入金して、トレードで全部なくなった or 減少した場合、仮想通貨の損益計算時に面倒が生じるのではないでしょうか?
そういう意味でもビットコインで入金する必要性はないので、ビットコイン出金も使わないユーザーが大半と思われます。
ビットコインの出金方法
ビットコイン出金を選択するユーザーは、ビットコインの送金を使いこなせてるユーザーなので、あえて出金方法の説明を見なくても使えるはずです。
一応箇条書きで手順を書いておきます。
①XMマイページの出金方法一覧でビットコイン出金を選択
②出金額、ビットコインアドレスを入力し、ウォレットプロバイダーを選択し、トークンを申し込むをクリック
※ウォレットプロバイダーは取引所名 or その他(個人ウォレット)のこと
③XMから「ビットコイン出金の確認」というメール認証が届くので、メール文中の「こちらをクリック」のURLをクリック
④成功と表示されれば完了
XMのi-Account出金について
XMユーザーでこの出金を使う人は99.99%いないと思います。
XMへの入金はできず、出金のみ対応という形です。
クレジットカード、ビットコイン、bitwalletでの入金分以外、つまり利益分の出金は可能です。
i-Accountってどういうサービス?
i-Accountというサービスは、普通の日本人はそもそも使わないマルチカレンシ対応のオンライン口座です。
i-Accountの運営会社であるリディアリッチは、「2016年の海外FX8億円詐欺事件(被害者日本人)」のお金がi-Accountに送金されて戻ってこなかったというので疑惑の目を向ける人も多いです。
詐欺事件の黒幕はリディアリッチとも騒がれてもいます。(裁判などはされてないようです)
しかし、i-Accountサービス自体は香港で金融ライセンス(MSO)を取得しており、口座開設時の本人確認もしっかりとしたものです。
ISACA認定資格(CISA)保有者の設置し、セキュリティ対策にも力を入れているようですし、海外送金に使うオンラインウォレットとしは便利なサービスと思われます。
XMからの出金で使う必要がない理由
XM出金で使う必要がないのは、単純に日本の銀行への出金手数料がbitwalletより高いからです。
bitwalletなら824円ですが(※)、i-Accountは2500円~3000円かかります。
※更に年間の利用金額に応じて25%~50%割引
ちなみに2018年6月までは、i-Account発行のプリペイドカードでコンビニATMから出金できましたが、7月以降は利用停止になったようです。
つまるところ日本の税務署に補足されずにお金を動かすのに使えたのが、使えなくなった形ですね。
そういう意味でもXMからの出金で今更使うユーザーはいないでしょう。
i-Accountの出金方法
一応箇条書きで手順を書いておきます。
①マイページの出金先一覧からi-Accountを選択
②i-Account番号と出金額を入力し、リクエストをクリック
以上で手続きは完了です。
XMの出金処理の手続きが完了すれば、即座にi-Account口座に反映されます。
まあ、bitwalletも同じですけどね。
出金に関するQ&A
管理人が過去に経験した、質問を受けたQ&Aをまとめておきます。
XMで出金拒否があるって本当ですか?
結論からいうと本当です。
但し、XM側がお金を欲しさに出金拒否するわけではなく、ユーザー側が規約違反をした場合や、本人名義でない口座に出金した場合のみです。
XMはサービスを開始して10年も経過しており、日本人が使える海外FXブローカーでは最大規模&高品質のサービスを提供しています。
落ち度がないユーザーの資金を取り上げて評判を下げるような「ハイリスク」な手段をとるわけがないです。
XMの規約違反について
①複数口座間での両建て取引の禁止(同一口座内の両建てはOK)
②他業者(2業者以上の間)での両建て取引の禁止
③グループ内での両建て、裁定取引の禁止
④裁定取引の禁止
⑤接続遅延・レートエラーを利用した取引の禁止
⑥ボーナスやXMPを悪用する取引の禁止
⑦高レバレッジの経済指標トレード
⑧週明け窓狙いのトレード
①~⑧までありますが、②③④⑤⑥以外は一発で出金拒否や口座凍結される可能性は低いと思います。
何の根拠もなく言ってるわけではなく、自分や他のユーザーから聞いた話からの経験則です。
⑦⑧あたりは口座凍結ではなくレバ規制とかそのあたりが普通で、恥ずかしながら私は⑧でレバ100倍に規制されたことがあります(笑)
②については特定が難しいですが、海外FXブローカーでも横のつながりはあるのか、バレるときにはバレるらしいです。(どうやってるのか?)
①については1回や2回やってしまったぐらいで即凍結やレバ規制にはならないと思いますが、たぶん今までのXMでの取引内容次第でしょう。
間違えて追加口座で両建て取引してしまうケースもなくはないですしね。
例えばの話、過去1年でXMで多数の取引をしていて、XMに大きな手数料を支払ったユーザーがいたとして、そのユーザーが少し両建て取引したぐらいで一発で凍結すると思いますか?
たぶん警告で済ませるか、少し様子を見ると思いますよ。(過去に警告されましたw)
以上のことから、XMで出金拒否や口座凍結などをされたと騒ぐユーザーは、規約違反をした&過去の取引があまりないユーザーが多いと予想しています。
出金手続きは完了したのに、なかなか銀行に着金しない
bitwalletから国内銀行なら2日~3日ですが、XMから直で銀行出金すると予想以上に時間がかかることがあります。
通常は3日~5日で着金するはずが、中継銀行側の手続きが遅れているケースもあるからです。
受取り銀行側も着金してからユーザーにそれを通知するのに数日かかるところもありますし、1週間以上かかるケースもありえます。
XMで高額出金って本当にできるの?
海外FXブローカーに数百万入れるのは怖いかもしれないし、ハイレバなのでそこまでお金はいらないですが、数百万レベルでもちゃんと出金できます。
ブログや掲示板などで報告画像などが上がってますし、心配する必要はないでしょう。
管理人の直近の実績だと130万ぐらいですが、ちゃんと出金できてます。
まとめ
ながながと説明してきましたが、記事の最初で書いたとおり、「bitwallet出金だけでよい」と思ったことでしょう。
まだbitwallet出金を利用してない人がいたら、すぐに口座を開設すべきですね。