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【2026年8月27日】日経平均は3日ぶり反落の6万6131円|朝高後に乱高下、TOPIXはプラス圏維持で循環物色継続
第1章 本日の市場概況:日経平均は3日ぶり反落もTOPIXは逆行高
27日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比130円18銭(0.20%)安の6万6131円98銭と3営業日ぶりに反落して取引を終えました。朝方は買い先行で寄り付き、一時6万7000円の大台に迫る場面が見られたものの、急速に利益確定売りに押されて伸び悩む荒い値動きとなりました。
一方で、東証株価指数(TOPIX)は前日比6.20ポイント(0.15%)高の4117.22と小幅ながら続伸し、指数間で方向感の分かれる展開となっています。
| 主要指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 日経平均株価 | 66,131.98円 | -130.18円 | -0.20% |
| TOPIX | 4,117.22 | +6.20 | +0.15% |
| 東証プライム売買代金 | 概算 7兆8,700億円 | ||
| 東証プライム売買高 | 概算 19億6,156万株 | ||
第2章 前場と後場の値動き:寄り付き6万6954円の高値から乱高下
本日の相場は、時間帯によって地合いが激しく変化するボラティリティの高い1日となりました。
- 前場:前日までの上昇基調を引き継ぎ、寄り付き直後に6万6954円69銭の高値をつけました。しかし、節目となる6万7000円手前で戻り待ちの売りに押されると下落に転じ、一時6万5782円59銭まで急落(値幅約1170円)。前引けにかけては急速に買い戻され、97円安の6万6164円で前場を終えました。
- 後場:前引けの流れを引き継ぎプラス圏に浮上する場面もありましたが、指数寄与度の高い大型ハイテク株の上値が重く、買いが長続きしませんでした。大引けにかけては再度マイナス圏へ沈み、安値圏での保ち合いのまま取引を終えました。
第3章 セクター・個別銘柄動向:半導体関連の調整とバリュー株の底堅さ
日経平均とTOPIXで明暗が分かれた背景には、指数構成比の高い主力銘柄とバリュー株(割安株)の間で鮮明な資金シフトが生じたことがあります。
1. 日経平均を押し下げた主力株
日経平均の下落を主導したのは、指数寄与度の高い半導体・値がさ株です。アドバンテスト(6857)が1銘柄で日経平均を約263円押し下げたほか、利益確定売りが先行したハイテク関連が重荷となりました。
2. 業種別騰落ランキング
東証プライム全33業種中、15業種が上昇、18業種が下落しました。
- 値上がり上位業種:非鉄金属、石油・石炭製品、繊維製品、銀行業
- 値下がり上位業種:その他製品、精密機器、医薬品
コモディティ価格の堅調さを背景とした資源・素材関連や、金利先高観を背景としたメガバンクなどの金融セクターに下支えの買いが入りました。
第4章 需給バランスと市場内部要因:売買代金7.8兆円超と騰落レシオ
東証プライム市場の売買代金は7兆8700億円と連日で極めて高水準の商いを記録しました。指数が反落した中でも商いが細っておらず、市場の流動性と押し目買い意欲の高さが窺えます。
プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり712銘柄に対して値下がり769銘柄(変わらず73銘柄)と、ほぼ拮抗した状態でした。日経平均はマイナス圏ながら値上がり銘柄が全体の4割強を占めており、全面安ではなく銘柄ごとの選別色が強い相場環境です。
第5章 マクロ環境と為替動向:米金利動向と為替の落ち着き
外部環境においては、米長期金利の推移と為替市場の落ち着きが市場心理に影響を与えました。
- 為替の動向:極端な円高進行が一服し、レンジ内での推移が続いたことで、輸出関連株への一方的な売り圧力は限定的となりました。
- 海外投資家の動向:グロース・ハイテク株中心のポートフォリオから、国内の内需・高配当・バリュー株へ資金を分散させる動きが見られ、市場全体の底堅さ(TOPIX優位)をサポートしています。
第6章 明日以降の相場展望とテクニカル分析:節目の攻防と注目ポイント
テクニカル面では、本日上値を試した6万7000円水準が当面の強いレジスタンス(上値抵抗線)として意識される形となりました。
【今後のテクニカル注目ライン】
- 上値メド:66,950円〜67,000円(本日の取引時間中高値水準)
- 下値支持:65,800円前後(本日安値圏および短期移動平均線サポート)
短期的には値がさ半導体株のスピード調整が続くかどうかが焦点です。しかし、TOPIXの堅調さに代表されるように下値ではバリュー株への押し目買いが機能しており、6万6000円台を固める保ち合い推移を経て、再び上値をうかがう展開が期待されます。
まとめ:8月27日の総括と投資戦略
本日の東京株式市場のポイントは以下の3点に集約されます。
- 日経平均は130円安と反落:朝方に6万7000円手前まで急伸するも、値がさハイテク株の失速により伸び悩み。
- TOPIXは小幅続伸:非鉄金属や銀行株を中心に資金が流入し、相場全体の下値は限定的。
- 売買代金7.8兆円超の高水準:活発な売買が続いており、局所的な調整をこなした後の押し目買い意欲は旺盛。
当面はハイテク株の自律反発のタイミングを見極めつつ、好業績な割安株や高配当銘柄を中心とした循環物色に対応するスタンスが有効と言えます。
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