日経225オプション&日経平均の相場分析
オプション自動売買の相場分析&戦略記事です。
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先週末の動き
WTI74.41+0.96と大幅上昇して、エネルギー株が上昇。
四半期決算発表でナイキが急上昇して、ニューヨークダウ24271.47+55.36、ナスダック7510.304+8.621と上昇する。
金先物1247.8-5.2と軟調な展開が続く。
10年債利回り2.8601%、2年債利回り2.5323%+0.0123と5月個人消費支出が上昇して、利回り上昇。
ドル円110.68、CME日経225先物9月限円建は22225と小幅上昇。
今週はこの前後での寄付きが予想される。
environment
米中貿易摩擦継続で世界的な景気減速懸念が出ている。GDP成長率減速でリスク資産から安全資産に資金が流れる。
新興国から先進国に資金回帰の流れが鮮明で、経常赤字国トルコ、アルゼンチンの通貨株価は急落している。
この流れは中国にも波及している。
元安、上海株安が起きており、2015年8月チャイナショックが再度起こるのではないかと懸念されている。
ナスダック上場しているプラットフォーマー大手IT企業の事業性の強さから資金が集中してきたが、米金融引き締めが上値を抑え込みだしてきている。
金利上昇の思惑から強い動きとなってきた米銀行株も長短金利差が縮小観測から上値が重たい。
また、日本銀行株、金融株は、10年債利回りの額面1%台が満期を迎えて残りはアベノミクス金利0.1%以下で収益の見込むが経たなくなってきている。
銀行株が10-20%下落して、TOPIXの上値が重たく、値嵩株を持ち上げることができる日経225との比率;NT倍率が過去最高13倍になってきている。
今週から株主総会の季節も終了して下支え要因が減少して、株の買い手は日銀ETF買いのみとなってきている。
22000を保てるのか正念場となる週である。
Discussion
中国景気減速が進行し、米中貿易摩擦が激化した中で、元安傾向となっている中で上海株式市場の不気味な下落が起きている。
2015年チャイナショックと同じ図である。
WTI74㌦と大幅に上昇しているが、金先物、プラチナ、パラジウムなどの自動車資源関係は低下傾向となっている。
ビットコインなどの仮想通貨もメルトダウン状態。
米金融引き締めによるリスクマネーの減少が徐々に起きていることを示している。
米株式ETFから資金が流出し始めているとの報道もあり、市場は身構え始めているのか。
利上げで、FF1.75-2%短期債2年債利回り2.5%に上昇しているが、10年債利回りは2.8%と足踏みしている。
ナスダックETF、金融株ETFを利益確定して、ドル建てでの安全資産;債権ETFに大量に流入してきている。
また、歴史的高さの金利先物売りの投げが加速して金利先物を買い戻ししていることを示している。
一部著名投資家は、10年債利回りが2.5%になり長短金利差逆転を予想している。長短金利逆転時は過去に大きな波乱があった。
米金融引き締めでも高値圏で張り付いている米株式に異変が出てくる。
2月初旬のVIXショックで、VIX買いで巨額利益を得た短期筋が、第2のVIXショックを狙って動き出しているとの報道をブルンバーグが伝えている。
2月米雇用統計発表時に暴落を起こしてVIXが急騰させたが、次回は8月を狙っているとのこと。
Strategy
一時的に反発することがあっれば、戻り売りのポジションを取っていく。
第2チャイナショック、第2VIXショックで利益を出せるように、8月限のポジションを組み立てる。
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