日経225オプション&日経平均の相場分析
オプション自動売買の相場分析&戦略記事です。
先週末の動き
パウエルFRB議長ジャクソンホール講演で、米景気の堅調さで利上げを継続するとのことでDOW現物25790.35+133.37、NASDAQ7945.975+67.516上昇。
北海油田事故でWTI68.52+0.69と上昇。
ドル安で金先物1206.3+19.3上昇。
10年債利回り2.8134-0.0076、2年債利回り2.6244%+0.0124で利上げ継続で2年債利回り上昇して、長短金利差縮小。
ドル円111.25と円高。
CME日経225先物9月限円建は22610と上昇する。
今週はこの前後での寄り付きが予想される。
environment
米株と米国債に資金が集中し、S&P500,NASDAQは最高値更新して、米10年債利回りが2.81%と低下してきている。
週末のジャクソンホール講演で、パウエルFRB議長は物価上昇率が目標の2%に近づいているが過熱なしで、景気が適正な状態で中立金利水準に近づいて利上げが終了するとの見解を示す。
低金利での景気拡大環境での株高が継続している。
日本株は円安継続と企業業績から見ての割安感を証券筋が指摘して、高水準の空売りの巻き戻し主導で4日続伸している。
米中貿易戦争、8月株式下落説、企業業績ピーク論、トルコショックなど売り材料に事欠かないが、日本株の堅調さが示されている。
Discussion
トランプ大統領政策が株価を今のところ押し上げている。
2017年度株価下支えは、大幅減税、米中貿易戦争によるドル回帰での米国債買い、FANG買いが、S&P500,NSADAQの最高値を作り出している。
米空貿易戦争がまさかの米株上昇を後押しするが、トランプ大統領はそのうえFRBに対して米利上げを停止するように圧力をかけている。
ジャクソンホール講演が今までFRB方向を作り出しているが、パウエル議長は利上げ抑制を忠実に実行すると宣言したことは今後の株価上昇を加速させるのか。
また、利上げ抑制発言であっても円安進行していることはどうなのか。
米中貿易戦争での敗者となりつつある中国経済で、テンセント、アリババの企業業績減速が鮮明となり、小売りの伸び悩みや不動産価格停滞など、中国景気懸念を示している。
官製相場により上海総合指数は年初来安値圏に位置している。
景気減速が鮮明となった場合、官が支えることができるのか。
日本株上値抑制要因としては、日銀ETF買いstealth tapering。IT銘柄低比率などは日経225の上値を抑え込む。
または、何かのタイミングで下値をトライする。
日経新聞記事で、バフェット流運用の受難でバリュー株割安投資株が上昇せず、成長株、FANG株に資金集中と書かれていた。
この巻き戻しが懸念される水準となっている。
Strategy
日経225は水準を切り上げ22500突破してきている。
空売りが多い環境の中で踏み上げを伴い売り方を追い込んでいくような上昇である。
今週はこの流れを引き継いで底堅い動きが予想される。
急激な波乱は、日経平均VIから起こらないことを示唆している。
米10年債利回りの動きを注視して戦略を立てていく。
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