ドル安祭りになるかは雇用統計次第　※ユーロドルの値動きに注意！

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西原先生の相場観やエントリー情報もありますが、ディナポリ・チャートによるテクニカル分析や、欧州在住のサポートメンバーである松崎先生からのいち早い欧州の情報や、経済指標以外の〇〇総裁(ECB、FRBなど)会見のコメントをリアルタイムでメール展開してくれたりなど、盛りだくさんです。

10日間の無料購読も出来ますが、たぶん10日じゃわからないと思いますので、とりあえず1，2か月取ってみて4200円払う価値があるか決めてください。

注意点は、西原先生のエントリー情報にこだわり過ぎない点です。
プロ投資家と違っていつもチャートを見れるわけじゃないので、上手いタイミングで決済や損切りが出来るわけではないので、あくまで参考という形を取る事をお勧めします。

[昨日の取引実績]

2/4の実績は63217円(裁量)と-254125(トラリピ)です。

裁量はメルマガで展開してたユーロドルロング、NZDUSDロングがプラス利益。
昨日の英中銀のイベントは乱高下で損失出して終わりました。

儲かったところで逃げておかないと駄目ですね・・・。

カーニー総裁が「9名の理事全員が、次の一手は利上げだと思っている」とか言い出した事でポンドが買い戻されて損切りするはめになりました。

この人は発言をころころ変えるので裏でFXしてるんじゃないかと思えてきます(笑)

トラリピの損失分は、ポンドドルが-174210円、USDCADが-28571、USDCHFが-51344となります。

ポンドドルを損切りしたのは早すぎたと反省しないといけないです。

現在の相場に対応して損切りといえば聞こえはいいですが、今回のポンドについては自分がぶれぶれなのは自覚してます。
ポンドドルが最大1.47ぐらいまで戻るとブログで書いてきていても、実際には1.46前後で損切りしてますしね。

ポンドドルショートのトラリピは運用してるトラリピの中では、稼ぎ頭、メインの通貨ペアと位置づけていたのにあっさり損切りしてしまった為、ばつが悪いです。

米ドル高のトレンドが崩れそうな雲行きになり、ドルインデックスが急落して不安になったのはあるんですが、1.47前半までは粘るべきだったと反省してます。

トラリピの怖いところは「コツコツドカン」で大ダメージを負う事で、最近のリスクオフ相場ではそうならないよう気をつけてはいます。

でもポンドドルは自分で「リスクを取る通貨ペア」と決めてやってました。

いかに大イベント(昨日のスーパーサーズデー)でそれほどポンド売りにならず、ドル売りもあわさって更にポンドドルが上昇するのではないか。と思っても、トラリピ運用としては逃げるのが早かったと思います・。

[本日の相場分析？]

いつも色々な情報サイトやツイッター情報などを参考にしますが、昨日の英国イベントやドル、ユーロのまとめについては、松崎さんのコラムを読めば解決しますね。

いつも「よくこれだけ上手くまとめるなぁ」と思ってますが、今回は特にうまくまとめられてる気がします。

松崎さんのコラムを読む限りポンド安のトレンドは続く可能性は高いですが、ドル＆ユーロのレートが落ちついてくれないとポンドドルを売りづらいです。

この記事を書いてる時点(2/5　18：20)でポンドドルは下がってきてはいるんですが、今日の雇用統計でドル安になるかもしれませんし、今の水準からは売りづらいです。

もう一度1.46台に戻ったら、ユーロドルとユーロポンドの値動きを見てポンド売りしてみようと思います。

ポンド円に関しては、ドル安＆円高でドル円がかなり低迷しており、次の日銀政策会合で更なるマイナス金利でもしない限り、ドル円は戻り売りされる気がします。

マイナス金利の効果に懐疑的なエコノミストが大半ですし、ドル高基調に調整が入っているうちはドル円の上値も限定的ではないかと思います。

日銀のマイナス金利の効果は賛否両論。円安・株高は中長期マネーがカギを握る　※ZAIFX

日銀のマイナス金利の効果についての意見が分かれ、短期的には乱高下している米ドル/円。
しかし、中長期の機関投資家からの資金が投入されるにつれ、３月ごろから徐々に「株高・円安」の流れが明確になるのではないかと考えています。

参考にしている西原さんは上記のような見解なようで、昨年12月からドル円は大きく上昇するスタンツを崩してません。
メルマガでも果敢にドル円ロングしてるのでその動きには一貫性があるので尊敬できます。

尊敬できますが、あえてドル円にこだわらなくてもいいんじゃないかとも思えるんですよね。（素人考え）

それに日本の機関投資家の考えがどうであっても、マーケットを動かしてるのは海外勢なわけで、はたして今回のマイナス金利を海外勢は評価してくれるんだろうか？　と不安です。

日銀はマーケットとの対話をまったくせずサプライズばかり狙ってるので、マーケットも事前に評価出来ないので不透明感が残ったままです。

FRBやECBのように事前に織り込ませる努力をしないサプライズ頼りの政策も限界に近づいてるのではないか？

と思うので、やはりクロス円はロングする気がおきません。

＜どうする＞

本格的なトラリピの再開は来週からにする予定ですが、ポンド円ショートのトラリピのみ再開しました。

雇用統計前にスタートする必然性は薄いので真似しないほうがいいです。

ポンド円のトラリピをするなら大きな含み損を抱える事は前提なので、「今度は簡単に損切りしない」という決意表明みたいなものです。
※ポンド円のトラリピは損切りしてませんし、トラリピ利益もプラスですけど。

損切りしないといっても、あきらかに大きく反発しそうなタイミングで持ってるポジションが2つだけでほとんど含み損もないとか、そういう時はポジション調整はしますが、とりあえず179円ぐらいまでは我慢する予定。

損切りを極力避けるだけで、値動きによってEAを停止したり、いったん利益確定して様子を見たりはしますが、今回のポンドドルのようなチキン対応はしない予定です。

でも「そういう考え」に固執しすぎないようにしようとは思います。（頭でっかちにならない）

松崎さんのコラムの最後にあるコメントにはとても共感出来るので、今のトレードはこの考えを肝に銘じておく必要がありそうです。

しかし、最近のマーケットは一寸先は闇ですので、下手な思い入れに固執せず、利益が乗ればほどほどで収益を確保し、必ず損切りを入れることが、生き残る秘訣であると信じています。

＜雇用統計について＞

今年度の米利上げ悲観論が出ている為、それを払拭するような結果になるかが焦点。

事前に出ている経済指標から考えると今回の雇用者変化数は予想同じか、予想より悪い結果になりそうではありますが、利上げ関係で考えると、平均時給のほうが重要ですね。

前回は雇用者変化数が予想大幅上ふれしたものの、平均時給は予想0.2％が0％となり、ほとんどドル高にならず売られました。

今回は前回と違ってドル安の状態で雇用統計がスタートする為、平均時給の重要度は更にあがりそうです。

雇用者変化数がよければ初動は上がるかもしれませんが、平均時給が悪ければ戻り売りされる可能性が高いので、基本は売り目線で考えてます。

といっても、これは教科書的な考えなので、今の不透明感漂うマーケットではどうなるかわかりません。

原油の値動きにもかなり影響されてますし、株や米長期金利もあれそうですしね。

エントリーはする予定ですが、利益がのったら欲張らずに決済したほうがよいと思います。

それと今夜の雇用統計の結果次第でユーロドルは強烈に上昇する可能性があるので、安易にショートするのはやめたほうがいいっと思います。
1.14～1.15は覚悟した方がいいかもしれません。

＜書き忘れ＞

夕方にポンドが売られた理由は下記のようです。

ロンドン市場　ポンドが再び売られる、英中銀副総裁発言で　※Klug

ブロードベント英中銀副総裁はBBCラジオで、利上げを行う強い緊急性はない、と発言。ポンドドルは1.4550レベルを割り込んで、1.4510台まで一時下落した。

昨日のカーニー総裁のタカ派発言が修正された形でしょうか。
ほんとにあの総裁の一貫性のなさは勘弁して欲しいですね。

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