ファンダメンタルズよりテクニカル優先！　今週の為替見通し

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西原先生の相場観やエントリー情報もありますが、ディナポリ・チャートによるテクニカル分析や、欧州在住のサポートメンバーである松崎先生からのいち早い欧州の情報や、経済指標以外の〇〇総裁(ECB、FRBなど)会見のコメントをリアルタイムでメール展開してくれたりなど、盛りだくさんです。

10日間の無料購読も出来ますが、たぶん10日じゃわからないと思いますので、とりあえず1，2か月取ってみて4200円払う価値があるか決めてください。

注意点は、西原先生のエントリー情報にこだわり過ぎない点です。
プロ投資家と違っていつもチャートを見れるわけじゃないので、上手いタイミングで決済や損切りが出来るわけではないので、あくまで参考という形を取る事をお勧めします。

[今週の見通し]

うーん、最近日曜に見通しを立てるのが難しくなってきてますが、今回はいつにもまして難しいです。

とりあえず為替はファンダメンタルズに現時点で自信を持てないので、テクニカルシグナルや大きなサポートラインをバックにしたデイトレ、短期トレードを機会的にやろうと思います。

深く考えすぎないほうがいいと思います。

＜米ドルについて＞

ＮＹ外為（４日）：ドル下落、米雇用増より平均時給の減少を重視 (1) ※ブルームバーグ

米国株（４日）：10月以降で最長の４日続伸－雇用統計は強弱混在 (1) ※ブルームバーグ

米国債（４日）：下落、２月の雇用者数の伸びが市場予想上回る (1) ※ブルームバーグ

・米ドルは雇用者変化数より平均時給に反応し、ドル買いの後にドル売り優勢。

→ユーロドルの1.09の非常に厚い抵抗を崩せなかったので、平均時給が悪ければドル売りになるセオリーを材料に反発したという感じかと思います。

雇用統計前からユーロドルはいったんショートポジションを利益確定して、上にいきたがってましたしね。

・米株と米国債は雇用者変化数が堅調な事で米国のリセッション(景気後退)懸念が弱まり、株高、米国債安(米長期金利上昇)

ドルインデックス

米株　※チャートは左からNYダウ、DAX、日経225

米長期金利

U.S. 10-Year Bond Yield(毎日)20160306140910

という形で、通貨としてはドル売りになりましたが、株や長期金利は上昇している為、2/11のような米リセッション懸念によるドル安トレンドにならないと思います。

でも結局3月10日のECB次第なんですよ。

上記のように昨年12月ECBのような展開にはならないと思いますが、ユーロドルでのユーロと米ドルの力比べ次第でドル相場は大きく変わる為、そこがはっきりするまであまりドル買いしたくはないです。

難しいのがドル売りするほどでもないからです。
株式市場、国債市場の反応はポジティブな状況で通貨だけで過度にドル売りにもならないと思うからです。

ユーロドルで上昇したとしても1.11を大きく超えるほどではないと思います。

でもオーダー状況見る限り下は下で買いが厚いぽいんですよね。

まあ、ユーロドルは売りづらいので、1.09前半まで落ちるようなら打診買いしようかと思います。

それと3月7日の27時にフィッシャーFRB副議長とブレイナードFRB理事の講演があるので、ここで雇用統計後の米経済についてコメントがあると思います。

雇用統計の結果は平均時給こそ予想より悪かったですが、今年度の利上げの可能性を後退させるほどでもなかったので、この講演でドル安、株安になるような発言はないと思いますが、一応注意しておいたほうがいいかもです。（寝てるでしょうけどｗ）

＜ユーロとポンドについて＞

ユーロのファンダメンタルズはECB次第ですが、たぶんマーケットの期待を上回るほどの内容でもなく、逆に失望になるほどでもない。

そんな発表になるのでは？　と考えてます。

でも今までそういう結果になった事もないので、結局ふたを開けて見ないとわからないので、3月10日のECB前までに裁量ポジはノーポジにする予定です。

とりあえず私としてはテクニカルに従ってユーロポンドをロングしてみようと思います。

正直にいえばユーロポンドが上昇するのはもうあきらめてたんですが、参考にしているFX trade noteさんの判断ではまだ上昇の可能性があるみたいですし、ストップロスを近めにすればリスクも少ないかなと思ってます。

ユーロポンド、４時間足。スクィーズしつつある。１時間足上方ブレイクしているので、４時間足上昇ジェイウォークの可能性がある。そのまま上方ブレイクすると日足押し目完了になる。 pic.twitter.com/fICoyKkyB7
— FX trade note (@FXtradenote) 2016年3月6日

ユーロポンド、日足。スクィーズ。今週初めに４ｈ下方ブレイクしているので、日足下降ジェイウォークになる可能性があるのに、－２σに届かずに下げ渋っている。長期のサポートゾーンの影響なのかも知れない。 pic.twitter.com/Vbkuhqd8DY
— FX trade note (@FXtradenote) 2016年3月6日

でもポンドドルは上昇です・・・。

ポンドドル、日足。ジェイウォークになる可能性が高いのだが、＋２σにタッチした後が見もの。２日ほどで到達するはず。 pic.twitter.com/nQ04KXAKti
— FX trade note (@FXtradenote) 2016年3月6日

直近高値と安値のフィボナッチ61.8％が日足で1.43492になるのもあり、1.43のオーダーは厚そうですが、ユーロドルが上昇し、ユーロポンドが下落するなら、ポンドドルも上昇しちゃいますね。

とりあえずポンドドルはトラリピポジションもあるのでリスクは極力とらない予定。

指値での裁量はせず、エントリーしてもストップロスは近いところで対応します。でもポンド円は下記テクニカルに従って、+2αまできたら売って見ようと思います。

ポンド円、日足。となると、やはり大本命はこれだな。日足ジェイウォークは完成する可能性が高いが、日足＋２σタッチした時が大チャンスかも。１月終わりにもセンターラインを越えてから２日で＋２σにタッチして即座に大崩落した。 pic.twitter.com/r1Klf71m4x
— FX trade note (@FXtradenote) 2016年3月6日

ポンド円もポンドドルと同じで、週足、月足は思い切り下ですし、戻り売りはしたいところです。

後は最近英指標が悪くても材料視されてませんが、3月9日の鉱工業生産指数、製造業生産指数はさすがに反応すると思うので、この結果が悪くてポンド売り再開になる事を期待したいです。

＜ドル円と日経平均について＞

最近は「日経平均が上昇するからドル円の勢いが強い」のではなく、「ドル円が上昇が強い場合は日経平均が更に強くなる」という感じですね。

そしてダウが大きく崩れないなら、ドル円も長期的に大きく崩れない。

先月の2月SQにかけて日経平均がヘッジファンドに売り込まれてドル円も110円台まで落ちましたが、3月11日のメジャーSQにかけて1000円、2000円売り崩されるということはないでしょう。

ニッケイ、４ｈBM。日足上方ブレイクしようとしている。もし、日足上方ブレイクすれば、週足上昇ジェイウォークの可能性がある。それはつまり、昨年１１月高値にトライするということだ。２万円への挑戦。 pic.twitter.com/q8qq7ucdAT
— FX trade note (@FXtradenote) 2016年3月5日

とりあえず素直に日経平均はロングしといていい気がします。 3月10日がECBで、3月11日がメジャーSQなのでずっとキープするのは勇気がいりますが、とりあえず17300円ぐらいで半分決済してキープするとか、そんな感じでやっていこうと思います。

中国、財政政策を緩和へ－16年の経済成長率目標を6.5－７％に設定 ※ブルームバーグ

李克強首相は５日開幕した全国人民代表大会（全人代、国会に相当）の政府活動報告で、16年の経済成長率目標を6.5－７％にすると発表した。
昨年の目標である７％前後から下げ、1995年以来となるレンジでの目標設定となった。
また、政府は貿易目標の設定を見送り、世界の経済成長の先行き不透明感の強さが浮き彫りとなった。

中国全人代明けの中国元の対ドルレート、上海総合指数がどうなるかによって、今のリスクオン相場が崩れる可能性もあるので、午前の相場を見てから日経をロングするか判断しようと思います。

でも迷ってるとエントリーするのが遅くなりそうなので、10時15分の中国元レートや10時30分の中国市場オープン前にポジションは取る予定です。

最後になりましたが、ドル円はトレードしない予定です。よくわからないからです(笑) 私的には今はドル円より日経平均のがエントリーしやすいと思いますしね。

それと日経平均については日経オプションをプロに運用委託してるんですが、そのレポートが参考になりそうなので、メルマガで展開します。

＜豪ドルについて＞

オージードル、週足。上方ブレイク。強烈な反騰相場が始まっている。 pic.twitter.com/rByyOo3DvB
— FX trade note (@FXtradenote) 2016年3月6日

いくらなんでも豪ドル高すぎだろ・・・0.74は越えないだろ・・・と思ってたら越えました(笑)

ちなみに3/2に2倍枠でターゲット0.74119が出てましたが、見事に到達してますね。（3/4終わり値で0.74345）

ファンダメンタルズ的には豪ドルが米ドルに対して上昇トレンドになるとは思えないんですが、テクニカルはそれを示唆してるわけで、様子を見てるうちにどんどん上がりそうな機運はあります。

ありますけど、豪ドルは対ポンドで買ってるのでスルーします。
豪ドルが強いならたぶん今後も弱くあり続けるポンドで売っておけば十分ですしね。

ちなみにGBPAUDは3/3に売りシグナル点灯で、第1ターゲットの1.9119は既に到達。
第2ターゲットは何と1.86721となります。

雇用統計前に裁量ポジは決済してますが、明日以降に戻りがあれば小額売って見ようと思います。

＜原油について＞

さすがに日足で36ドルを越えてしまったら、原油はしばらく上目線にしか見れませんね。

金曜の急上昇は売りのヘッジファンドがあきらめて利益確定/損切りしたか、買い筋のロングでストップ刈られたかだと思います。

$40まで上昇阻害要素の無い原油相場　※油を売る日々

という事でカナダドル円をロングしてみようと思います。

3/4に4回目の為替王秘伝チャートで買いシグナル点灯。
ターゲット価格は86.298です。（損切りは日足で84.52）

＜トラリピについて＞

・ポンドドルは月曜の相場を見て1.41～1.42台のポジションを損切りするかもです。

最悪は2月高値の1.46ミドルまでを覚悟します。
例えフィボナッチの61.8％戻しになったとしても、最終的にポンドドルが落ちないわけがないので損切りせずに耐える予定。

3月10日のECBが失望の結果になりユーロドルが反発しても損切りはしません。

損切りはしませんけど、あきらかに上なので裁量ロングして利益は出す予定。
トラリピでポンドドルショートしてる人は追加資金を投入して耐える事をオススメします。（自己責任）

ポンドドル、月足。２００８年は夏までずっと持ち合いが続いて、８月に週足下方ブレイクと同時に月足も下方ブレイク。そのまま大崩落した。今、正に月足下方ブレイクしようとしている。ポンド、マジで死ぬんじゃない・・？ pic.twitter.com/FprvI5XXvP
— FX trade note (@FXtradenote) 2016年3月6日

下落が再開するのを待つしかないです。
米国がリセッションする機運じゃないのに、ポンドドルが上昇トレンドになるわけがないと信じてます。

・XMユーザー向けに展開するメルマガの理由で、3月末まで日経平均の下値は堅く、それを崩そうとヘッジファンドが売るのは無謀すぎる為、素直に上がると思います。

という事で、とりあえず今のところは3月限定で日経平均ロングのトラリピを開始しようと思います。

設定は下記の通り。

通貨ペア：日経225

※JP225-cash(現物指数)でやる予定。
先物指数CFDだとマイナススワップはないが、スプレットが現物指数より広いのが理由

今の日経は強いはずなので、マイナススワップはそれほど考慮せず。

証拠金やスワップなどは「こちら」を参照。

売買：ロング
取引LOT：100　※100円動くと1万円
値幅：16300円～17300円
トラップ幅：100
利益幅：100
ガード：10～50
※5分足で30円ぐらい動くので、ガード機能を利用するなら50はあったほうがいい
現在レートから10円離れた価格にしか注文は出せないので、ガードはデフォルトで10

最悪条件で-60万ぐらいですが、通常なら悪くて-40万ぐらいでしょう。
とりあえず3月限定でトラリピしてみようと思います。

＜くるくるワイドについて＞

「くるくるワイドを簡単にやる方法」については、明日から下記設定でデモ口座で試してみる予定。

指値でトラリピ回転数を上げるタイプと、逆指値＆ガード10でレンジ相場からはずれた時の含み損縮小タイプでやってみます。

リアル口座でやる人は100通貨～500通貨などの小額にしてください。
儲かるかどうかの検証企画なのでその点は承知のうえお願いします。

ついでに私が途中で力尽きるかもしれないのでその時はすいません(笑)
私としては通常の裁量とトラリピの方が重要ですしね。

たぶん長期間は実践できないです。
簡単に利益が出せるなら継続しますが・・・。

通貨ペア：ドル円
発注タイプ：指値トラリピ
売買：ロング/ショート
取引LOT：1000通貨
値幅：110円～116円
トラップ幅：5
利益幅：30

通貨ペア：ドル円
発注タイプ：逆指値トラリピ
売買：ロング/ショート
取引LOT：1000通貨
値幅：110円～116円
トラップ幅：5
利益幅：30
ガード値：10

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